カードローン申請審査に転職は不利になる?

カードローンの申込みをすると、金融会社は申請者がちゃんと毎月返済が出来る人物のかどうかを、しっかり調べます。まずは申請者に申し込み資格が有るかどうかを確認し、身分証明証や申込書の内容や個人情報機関への照合等で行います。

申し込み資格は、「年齢が20歳~65歳程度(金融会社によって異なります)」と、「安定した収入が有る事」としている所が殆どです。申請書類には現住所や居住年数や家族構成、そして勤務先や勤務年数や他社からの借り入れ状態等を記入します。個人情報機関への照会では、他社からの借り入れがどの程度あるのかや、返済事故を起こした事があるかどうか等を照合します。

この時、居住年数や勤務年数も大きく影響して来ます。居住年数も勤務年数も、長い方が「社会的に信用があり、安定した生活を送っている」と判断されやすい傾向にあります。転居を繰り返す、転職を繰り返す人の方が、返済事故を起こしやすいと言う統計も有るので、ここは金融会社もしっかりチェックしているようです。特に転職直後だと「この人は本当にこの会社でこの先も仕事を続けられるのか?」と、不安視されてしまうからです。

転居後・転職後だと絶対に審査に通らないと言う訳では有りませんが、転居や転職は審査通過にはマイナス要素と成ります。特に、転職後1年以内だと、審査通過には大きく影響を与える傾向にあります。もし、転居や転職が決まっていて、カードローンを組もうと考えているのなら、転居前・転職前に申請した方が無難だと言えるでしょう。

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